こんにちは、Quick answer管理人のピロ式です。
今回は自衛隊でのピロ式が体験した災害派遣について話していこうと思います
ピロ式は自衛隊に6年間在籍してました。
その間実際に災害派遣がかかったのは4回ありました
① 広島大豪雨での土砂崩れによる復興支援
①の広島県の土砂崩れの時は、人を助けるのかと思ったらほぼ終わりかけの時にピロ式の部隊は派遣されほとんど何もせずに帰ってきました。川に溜まった土砂をエンピ(スコップ)で掻き出していました。しかし人数がたくさんいるのにエンピが2つしかなく、正直何やってるんだ俺たちは状態でした。
② 鳥インフルエンザによる鶏の殺処分
②の鳥インフルエンザはとても重労働でした。
まず災害派遣が夜に発令され現地に着いたのが夜中でした
鳥インフルは人に害がないらしいのですがごく稀に感染するらしく
「タイベックス」
という白色の防護服と防護マスク、ゴーグルをつけて作業をしました
ここでの作業は大きく4つに分かれて作業しました
1 鶏をゴミ袋に生きている鶏を10羽ずつ詰める。
2 袋詰めされた鶏を液体窒素を振りかける場所まで運搬する。
↑ピロ式はここ
3 袋つめされた鶏に液体窒素をかける
4 鶏の死体を銃器が掘った穴に持っていく
ざっとこんな感じです。この時期は真冬でタイベックスを着ての作業だったので
汗をかくのですがタイベックスで汗が発散せずに服がベタベタになり
クソ寒かったのを覚えています。
1の作業は初め鶏を触るのが怖かったり、可哀想だなと感じて中々作業が進んでいなかったのですが
やっていた同期に話を聞いたら後半はロボットのようにゴミ袋に鶏を詰めていたようです。
③ 豚コレラによる豚の殺処分
③の豚コレラも鳥インフル同様の作業をしました。
当然服装も鳥インフルの時と同じくタイベックスに防護マスク、メガネでした
豚コレラは鳥インフルの時とは作業内容が変わりました
1 豚を狭い通路に追い込む
↑ピロ式はここ
2 豚を押さえつける、のち獣医が電気ショックを当てる
3 獣医が心臓に注射をする
4 死体を穴に運ぶ
この順番で作業をしていました
②と③は獣医の方が作業を行っていたので実質的に①と④を行っていました
豚の死体はとても重く大人4人で1匹の豚を運んでおり
時には人の力で運べない個体がいたため重機で運ぶ場面もありました
今回はピロ式が実際に行った災害派遣について述べました
昨今の震災での自衛隊の活躍を見ていると
居ても立っても居られない気持ちになります
改めて自衛隊のありがたさが分かり、自分が元自衛官というのも誇りに思います。
今回は以上です!